不動産の所有者や管理者が、土地家屋調査士に境界確定測量を依頼し、測量の目的や範囲を打ち合わせます。

土地家屋調査士が、不動産の現地を調査し、境界の状況を確認します。

土地家屋調査士が、隣接する土地の不動産の登記簿や地図等の文書を調査し、境界の情報を収集し、所管を調べます。道路が隣接している場合、行政機関の担当者と打合せを行い、申請書を作成して提出します。
その後、測量と境界立会いをし、境界確定の協議書を作成します。

土地家屋調査士が、不動産の境界を測量し、境界の位置を明確に定めます。その際、過去に測量した資料がある場合、法務局や行政期間から資料を収集し、現況との差異を調査します。

土地家屋調査士が、不動産の境界に境界標を設置し、境界の位置を明確に示します。その際、隣接土地の所有者に現場で立会いをしてもらい、境界点をそれぞれ確認することになります。
土地家屋調査士は対象となる所有者の代理人として立会を行います。立会いで境界問題があることはよくお聞きになるかもしれませんが、土地家屋調査士は境界のプロです。過去の資料などから精密なポイントを出し境界の説明をいたします。もちろん、現地の状況も考慮して、境界を確定いたしますので、隣接者さまのご事情もお伺いしておりますが、境界で問題が起こると登記簿に「境界で問題が起こった」ことを登記する場合もございますので、土地の価値を下げないためにも、よく双方の話しを伺い、境界確定することがよいでしょう。

土地家屋調査士が、境界確定測量の結果を書類にまとめます。その際、立会いの隣接者の方の署名押印の書類もお控えとして皆さまへお持ちいただきますので、大切に保管されてください。